桜咲く、田園にて

桜が咲いた、田園にも桜が咲いた、美しい季節、胸のときめき、ウグイスが鳴き、ツバメが舞い、タンポポの上をモンシロチョウが飛んでいく、それでもまだまだ冷たい北風が吹く、桜の季節は意外と寒い日が多い。

元号は平成から令和へと変わる、田園でも選挙カーが闊歩し、たまに見るテレビでは芸能人が賑やかだ、情報は氾濫する。

何が正しくて何が間違っているのか、何も正しくはなく何も間違ってはいない、何が正しいのかなんて本当は分からないのかもしれない、だからできることなら評価を下すことは止めたい、そう思う時がある、そう思うと何だが楽しくなるが、次の瞬間には仕事では正しさを求めている。

納得のいく水稲栽培、自然農法無農薬のお米、仕事のあり方には自分なりのこだわり(思い入れ)があるからだろう、田んぼとの関わり、天気との関わり、でもある意味、そこには自分というものはないのかもしれない、自然に合わせるしか、自然に従うしかないから。“正しさは自然だけが持っている!?”

今さらだが、ネットは凄い。もうありとあらゆるものをネットで検索できるし、かなり高度な答えらしきものを見つけることができる。

例えば最近では大工仕事のことでは随分と助けられた。

でも何も分からないところから始めるほうが楽しいこともたくさんあるような気がする。

世の中、何だかごちゃごちゃしていて、分からないことが多い。

桜が咲いた、それは確かなことだ。

桜、田園にて
桜、田園にて