9月出穂期を迎える~秋に稲穂を育てる~

夜、秋の虫の声を聞いたのはお盆過ぎである。お盆にやって来た台風が行ってしまうと、早くも過ぎゆく夏と迎える秋らしさを感じるようになった。さてこのまま本格的な秋がやってくるのだろうかと思いきや、9月に入り少し暑くなり、ここ2日は35℃超えの厳しい残暑である。しかし吹く風はどこか秋の気配を含む。朝晩は涼しいし、これから少しずつ秋らしい日が増えていくことだろう。

ところで当農園の稲は8月の終わりから9月の初めにかけて出穂期を迎えた。これから秋と共に穂を育てていく。そう、お米は秋に育てる。夜が涼しく寒暖の差が大きい秋に稲穂を育てていくことで、滋養があって、体に優しくて、本当に美味しいお米になる。出穂は秋(8月終わりから9月初めにかけて)に迎える、稲刈りは10月下旬に行う、当農園の、自然農法の無農薬の米作りのこだわりのひとつである。

京都丹波の里はらだ自然農園 9月7日撮影
京都丹波の里はらだ自然農園 9月7日撮影

京都丹波の里はらだ自然農園 9日7日撮影